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業績が低迷している、または部門間連携ができていないなど、課題を抱える
会社の会議の進め方には3つの共通した特徴がある。その共通点の改善ポイ
ントは・・・・・・
1.単なる報告会議になっている
会議で重要なことは、先行管理による差額対策の決定である。同時管理
や遅行管理では、対策を話し合っても実行して効果が出るまでさらに時間
がかかり、対策が後手に回ってしまう。会議では、結果報告に終始するの
ではなく、差額をどのように埋めるかを検討することが最も重要である。
2.議事録を取らない
会議は何のために実施するのだろうか。会議とは、決められたことを決
められた通りにやり切るための仕組みでなければならない。誰が・いつま
でに・何をやるのかを明確にすることで、各個人の役割と責任が明確にな
る。これによって、できていない場合には「なぜできなかったのか」を次
回会議で明確にし、今後の対策に活かすことができる。
3.やりっぱなしで前回会議のチェックができていない
議事録を取っていなければ、これも当然の結果である。たとえ議事録を
取っていても、前回議事録をしっかりと確認・チェックする体制が確立で
きていない企業は多い。
マネジメントの基本であるPDCAサイクル(計画→実行→チェック→
対策)をしっかりと確立することが、会議においても重要なのである。さ
て、自社の会議の進め方はいかがであろうか?
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