teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


スレッド一覧

他のスレッドを探す  スレッド作成

新着順:203/340 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

発言は慎重に

 投稿者:はすぴー  投稿日:2006年 3月10日(金)17時47分1秒
  通報
    中国古典の『礼記』に「綸言如汗(りんげんじょかん)」という言葉が
 ある。「綸言」とは天子の言葉のことである。つまり、トップの言葉は汗
 のように、いったん発せられれば二度と戻らない、取り消しがきかないと
 いう意味だ。

  それだけにトップは、慎重に発言しなければならない。その発言に、組
 織の命運がかかっていると言っても決して過言ではない。

  「君、それは酒の上での話だよ」と、いとも簡単に取り消すトップも多
 い。たとえ酒の上での話であろうとも、決して例外ではない。また、「あ
 の話はなかったことにしよう」「あの話は忘れてほしい」といったことを
 繰り返すと、部下はついてこなくなる。周りの人の信頼も失う。そのよう
 なことがないように、普段から慎重に発言をしなければならない。

  一方、部下の中には、トップから良く思われたいという気持ちから、簡
 単に安請け合いをして失敗する人も多い。自分の能力や諸事情を全く考慮
 しないまま「社長、わかりました。何とかやってみましょう。私に任せて
 ください」と言うが、結局はできないままに終わり、悩み、苦しみ、挙句
 の果てには、ノイローゼに陥るケースが多々見られる。

  豊臣秀吉が木下藤吉郎と呼ばれていた時代、織田信長は彼にさまざまな
 難問題を課した。秀吉は「殿、わかりました。この猿めに任せてください」
 と言って、これら難問題を解決した。しかし、この秀吉の発言の裏には、
 確固とした具体的な解決策があったのである。

  その半面、「無理だ」と判断したら、すぐさまその場から逃げるか、知
 らない顔をしていた。秀吉が常に現状を把握していたからこそ、このよう
 なことができた。そして最終的には天下人にまで上り詰めたのである。

  これらの事例から、トップも部下も絶えず慎重に発言をしなければなら
 ないということだ。
 
 
》記事一覧表示

新着順:203/340 《前のページ | 次のページ》
/340